タイラーデザイン事務所

2015.03.24_腰壁、カーペットも自分たちで。

腰壁、カーペットも自分たちで。


引続き、Tree & Tree さんの学童施設です。
思い出・愛着作りと工事費用減額のため、塗装は施主さんとタイラーデザインがいっしょに行なったこの物件ですが、
その他にも本来なら工事業者が行なう部分をタイラーデザイン自らが行なった部分があります。
いわゆる設計施工という、自分でCADとCGソフトで設計デザインして、自分でトンカチ持って作っちゃうというものです。
もちろん電気や水道など専門知識が必要なところではない部分ですのでご安心を。
ですが、グラフィックデザインやWEBデザインとかやっている事務所にとっては
自分で言うのもアレですが、、チャレンジなことだと思います。
ということで今回、「楽しく」協力させて頂いた内容をご紹介します!
物件の施工前はこのような約8坪の空間に一般家庭用のシーリングライトがついていて、謎の腰壁がぐるりと回っている部屋です。




施主さんの要望は「明るい空間」「こどもたちが楽しく遊び回れるカーペット(汚れた際に部分的に取り替えれる)」
「でもお金も限られているので最低限の内装でお願いしたい」とのことでしたが、
せっかく作るのだから空間の雰囲気をきれいに演出するスポットライトや空間にメリハリをつける
装飾要素をつくるといいのではということを提案し、スポットライトと暖かみのある杉の腰壁、
取外しができて洗える家庭用カーペットタイルを提案しました。




この時点で施工業者に見積りをとると、良心的ではあるんだけども(予想はしていたが)予算内には収まらず、
まず、カーペットタイルはタイラー施工(施主さん協力のもと)に。
一時は一番優先度の低い腰壁とスポットライトは無しになりかけましたが、
空間の雰囲気を魅力的に演出してくれるスポットライト設置に納得をいただき、
そして柔らかい杉の腰壁とライムのカーペットの対比がこの空間を一層明るく優しい印象にしてくれることと、
この腰壁はタイラーデザインが施工して予算に収めるからということで納得していただき
腰壁と床を施工することになりました。
実際に現場が始まって大工さんや設備屋さんが入り順調に工事は進んで行きます。



そして腰壁を施工する際に大工さんに無理を言って作業台を数日間借りて(しかも大工さんの作業が終わって数日間延長してもらった。。)、
材料の加工を行なっていきました。効率的ですしそれ以上に腰痛になる心配がない。

腰壁製作時にコンプレッサーを使えないので、隠し釘という打ち付けた後に頭部分を叩き切って目立たなくする釘を使い、

タイルカーペットは隅のサイズに合わせてカッターで切って敷詰め、

微妙な既存壁の出っ張りに合わせながら敷詰めます。



もはや、はたからみると大工でした。
作業着はさすがにだぼだぼなズボンのニッカポッカではないけれども、
ガテンの仕事を1年ほどしていたときのものを着ていたので、ガチ作業者でした笑。
そして卓上ノコの使い方やらトメの方法、縁甲板の取付け方を大工さんにしれっと教えてもらいつつなんとか完成しました。



とてもきもちがよくて走り回ったり寝転んだりしたくなるような空間に仕上がりました。
worksにも他の写真がありますのでぜひとも覗いていってください。




余談ですが、、、
一通りの道具は揃っていたのですが、脚立や台車だけは用意してなかったので地域の方々に借りることに。
現場のある本郷の街で自分は商店会の方や町内会の方と今まで色んな活動を行なってきたこともあり
脚立と台車貸して下さいという、隣のお宅に醤油をもらうノリでお願いし、、、快く貸して下さいました。
こういう地元で周りの人たちの顔が分かる仕事はやってて気持ちがよくなりますね。
また1年前のロゴの制作から内装、そして今後チラシなど一連の制作物を頼んで頂いているのはうれしい限りです。
こういう仕事のあり方がいろんなところでできるといいなと思った仕事でした。

(外部のテントを取付ける際に借りた脚立を近くの町内会倉庫に返しに行く図)